先日、何気なく立ち寄ったセブンイレブンで衝撃を受けました。 おにぎりコーナーで光り輝く「いくら」のおにぎり。その値札を見て思わず二度見してしまったのです。
「307.80円(税込)」
ついに、コンビニのおにぎりが300円を超える時代が定着してしまいました。 「たかがおにぎり、されどおにぎり」。なぜここまで高くなってしまったのでしょうか?そして私たちは、この「いくら高騰時代」をどう生き抜けばいいのでしょうか?
今回は、高騰の背景と、それでもやっぱりいくらが食べたい人への「賢い選択肢」についてまとめます。
1. 300円超えの正体:「熟成いくら醤油漬け」
話題の中心となっているのは、セブンイレブンの「こだわりおむすび 熟成いくら醤油漬け」です。

- 商品名:こだわりおむすび 熟成いくら醤油漬け
- 価格:285円(税込307.80円)
- 特徴:こだわりの醤油ダレに漬け込んだいくらを、ふっくらとしたご飯で包んだ一品。
かつては100円台後半〜200円そこそこで買えた記憶があるいくらおにぎりですが、今やちょっとした「高級品」。 「今日は頑張ったから」という理由がないと、なかなか手が出ない価格帯になってしまいました。
2. なぜ高い?2025年のいくら事情
なぜここまで価格が上がってしまったのでしょうか? 調べてみると、単なる便乗値上げではなく、深刻な背景が見えてきました。
① 歴史的な不漁と供給不足
最大の要因は、原料となる秋鮭(サケ)の記録的な不漁です。 特に北海道での水揚げ量は減少の一途をたどっており、ここ10年〜20年の比較でも大幅に減っています。2024年から2025年にかけても状況は改善せず、供給量が圧倒的に足りていません。
② 国際的な需要増と円安
さらに追い打ちをかけているのが「円安」と「世界的な魚食ブーム」です。 海外でも寿司や日本食の人気が高まり、いくらの需要は世界レベルで増加中。 そこに歴史的な円安が重なり、海外から輸入する「マスいくら」などの価格も高騰。以前のように「国産が高いなら輸入物で」という逃げ道も塞がれているのが現状です。
2025年末現在、小売店でのいくら価格は 100gあたり2,000円前後(全国平均)にまで達しており、これは過去10年で見ても最高値圏です。
3. それでも食べたい!コスパ最強の選択肢は「通販」?
「高いのはわかった。でも、いくらが食べたいんだ!」 そんな私たちが取るべき選択肢は2つです。
🅰️ コンビニおにぎり(手軽さ重視)
- メリット:今すぐ食べられる。準備不要。
- デメリット:割高。具の量が物足りないことも。
- おすすめシーン:仕事の合間、移動中、自分へのご褒美。
🅱️ 通販・スーパーで「パック買い」(満足度重視)
- メリット:圧倒的な満足感。g単価で見るとコンビニよりはお得。
- デメリット:初期投資が高い(2,000円〜)。解凍の手間。
- おすすめシーン:休日の贅沢ランチ、家族でのパーティー、とにかくいくらを頬張りたい時。
正直なところ、「いくらを食べた!」という満足感を得たいなら、通販やスーパーで冷凍パックを買うのが正解です。 例えば100g(約2,000円)あれば、お茶碗いっぱいの「いくら丼」が作れます。コンビニおにぎり6〜7個分(約2,100円)と比較しても、いくらそのものの量はパック買いの方が圧倒的に多いでしょう。
4. 失敗しない「いくら買い」の注意点
通販やスーパーで買う際、絶対にチェックすべきポイントがあります。 それは「魚の種類」です。
| 種類 | 特徴 | 価格帯 | おすすめ |
|---|---|---|---|
| 鮭(サケ)いくら | 大粒で皮がしっかり。濃厚な旨味。「本物」の味わい。 | 高い | 贈答用、特別な日の贅沢 |
| 鱒(マス)いくら | やや小粒。皮が薄く、口当たりが良い。甘みが強い。 | 比較的安い | 普段使い、自宅用丼 |
「激安いくら!」と思って飛びつくと、粒が小さい「マスいくら」だったり、最悪の場合は「人工いくら」だったりすることもあります。 ただし、マスいくらは決して「偽物」ではありません。むしろ、「皮が口に残るのが苦手」という人にはマスいくらの方が好まれることもあります。
自宅で豪快にいくら丼をするなら、コスパに優れた「マスいくら」を狙うのが賢い選択と言えるでしょう。
まとめ
- セブンのいくらおにぎりは税込307円。高騰の原因は不漁と円安。
- 2025年も高値傾向は続くため、安易な値下がりは期待できない。
- 手軽さならコンビニだが、満足度を求めるなら通販で「マスいくら」を買うのがコスパ最強。
「高い高い」と嘆くだけではお腹は満たされません。 たまには奮発してコンビニおにぎりを買うもよし、通販でドカッと買って「いくら祭り」をするもよし。 自分のライフスタイルに合わせて、賢く美味しく、貴重な海の幸を楽しみましょう。